「やわらかな やわらかさ vol.2 みえないけれど、在る」 を終えて

今回の展示も、多くの方のあたたかな声に支えられ、無事に終了することができました。



お越しくださった方、応援の声をかけてくださった方、

告知など準備段階からずっと手伝ってくださった方、

そして、家のことも手につかずに、作業に没頭しても遠くから見守ってくれた家族に、

心から感謝申し上げます。

ありがとうございました。



同じ場所、同じ3人での開催でも、今回はまた、違う時間と空間を作れたこと、

それは、わたしたち3人の「今」をとてもよくあらわしているような、出来事でした。

わたしは、おなかに赤ちゃんがいて、皆も仕事や心境の変化の中、

無理のないかたちで、ちいさくても自分たちらしい展示会を開こう、

そう話しながら、やってきました。



そして、ちいさな、ちいさな、けれど、ほっとして、

心がほどかれていくひだまりのような場になりました。




この展示を通して新しく出会った方や、大切な友人、そのまた友人のもとへ、

このちいさくて、あたたかな喜びが、伝わっていく。

そのことが嬉しくて、また開きたいと、思いました。



つくることや、こうした場づくりの意味を、いつも考えてしまう。

難しく考えれば考えるほど、大それた理由をこねくりまわして、

結局、意味のないことのように思ってしまうけれど、

シンプルに、大切な人と集う楽しみや、

自分の感覚でつみとってきた色々な美しさについて語ることの面白さや、

それを身につけてもらうことの感激を、

また、一から思い出して、

よかった、と心から思ったのでした。




これからも、一歩一歩。

顔や心の見える距離で、人とつながりながら。