封筒のこと  それから狸小路をずんずん抜けて

昨日、et le moutonのみぐもさんと一緒に札幌を歩きました。
苫小牧経由で札幌まで、車を出してくださったのです。
本当にありがたいことです。



まず、二人とも、ivoryさんに寄って、納品とレイアウト変更。
今月から、et le moutonさんも出店しています。
入口付近のテーブルで、羊のショップカードが目印です。
磁器絵付けのアクセサリー、小物類が、かわいらしく並んでいます。
隣が別の方の子供服のブースになっているのですが、ふたつのブランドはとてもマッチしていて、
ナチュラルであたたかい、優しい雰囲気のコーナーになっています。
親子連れのお客様に喜ばれるのではないかな。


私は、ようやっとできたフリーペーパーをおいてきました。
フリーペーパーを作りながら、それを本州の友人たちに配送する封筒もつくっていたら、
だんだん楽しくなってきて、多めにつくったので、今回はそれらも納品しました。
現在は4パターン。いずれも北海道の自然をシンプルなパターンに起こしたものです。
もうすぐクリスマスなので、クリスマスをイメージした柄も。



奥がフリーペーパー。ご自由にお取りください。
手前が封筒たち。3枚セットで¥315也



お手紙好きなギャラリーのマネージャーさんから、
「ぜひ、ちいさめの便せんも。」
とのご意見をいただきましたので、11月中に製作に取りかかる予定です。


私もお手紙好きですが、気に入った便せんや封筒でしたためるお手紙は、本当に楽しい時間。
お手紙が好きな方は、同意してくださるかもしれませんが、同じ相手に同じ便箋は使いたくないものです。
できれば、常にかわいくて、相手をにっこりさせるようなデザインのもので、お手紙を書きたい。
できれば、季節を感じさせるような。


そうした気持ちを今回の封筒に込めました。
これからまた面白いものができたら少しずつ出していきます。


アクセサリーをつくったり、封筒やポストカードをつくったり、、
自分がどんなものをつくっていきたいのか、時々わからなくなったりもします。


でも、そんなとき思うのは、つくりたい、と素直に思えるものを、まずはつくっていくこと。
その気持ちにウソはつかないこと。
そして、使ってくださる人を想像しながらつくること。
喜んでもらえるものをつくること。



試行錯誤の中で、いましばらく、製作するジャンルにブレはあるかもしれません。
それでも、いろいろ今は可能性を試したいです。
ご意見、ご感想あれば、どんどんお寄せください。




ivoryさんへの納品がひと段落したところで、札幌を案内していただきました。


地元の方が一緒だと、こうも、新しい発見があるとは。
今までガイドブック片手に歩いていただけでは、知ることのできないカフェ、雑貨屋さん、景色、、
札幌の、時間とともに、なじんで、いい感じに着崩した服のような、
人々の愛着がしみついた部分を垣間見ることができました。



お昼に入ったFAB cafeは、狸小路を抜けた、古い建物群の中にありました。
1階がカフェ、2階が古道具屋さんという、趣のある建物です。


奥へと細長い店内は、外からの光と、室内の電球のあたたかな光のバランスがちょうどよく、
とても居心地のよいお店でした。


ホタテのパスタでお腹を満たした後、ふらふらと店内に展示されているドリッパーなどを
見ていたら、、フリーペーパーをストックしているスペースが。。


お会計の際、思い切って店員さんにお願いしました。
「フリーペーパーを作っています。おいていただけませんか?」

小さな冊子を手にとって、表紙を見た店員さん。「いいですよ〜」とOKが出ました!

なので、現在は、ギャラリーivoryさんとFAB cafeさんの2箇所におかせていただいております。
お立ち寄りの方は、ぜひ、お手にとってご覧ください。


FAB cafe
札幌市中央区南2条西8丁目5-4


部数が少なすぎたので、次号から、すこし、増刷予定。