栗をかかえて

北海道の紅葉は、もうすぐ終わりに近づいています。
それでも、夫が新しく買ったカメラを持って出かけたがるので、
お休みの日はなにかと外を歩きます。



火曜日。
前々から気になっていたイコロの森へと遊びに行きました。
イコロの森とは、その名の通り、かなり森の奥深くにあります。
宿根草を中心に様々な草花を植えたガーデンと、有機野菜のレストランがある施設です。

が、残念ながら、10月末日を持って、ガーデンの営業は終了、レストランも一時休業中とのことでした。

けれども、がっかりする私たちに、売店の方が、
「お庭は自由に歩いていってください」と提案してくださったので、
お言葉に甘えて、中を歩かせていただきました。



おわりかけのバラのつぼみ。凛としてきれい。







森にはたくさんのきのこ。なめこに似てるけど、、不明なので食べません。





そして、今日。
バイト先の方が、いつも朝に森のお散歩をしているというので、
お誘いしてくださって、念願のエゾリスさんに会えました。





近くで見ると、意外と手が大きくて、しっかりとした爪がありました。
これで木の肌をつかんで登ったり、土を掘ってご飯を隠したりするんだなぁと
思うと、なんだか、想像だけで、かわいいかわいい、と思っていた時よりも、
ずっと愛らしく思えました。



この写真を撮る少し前、栗をくわえて走るエゾリスさんも見ました。
秋の終わりを感じて、彼らは一生懸命冬支度を始めたようです。


北海道で過ごす初めての冬が近づいています。
私も自分の冬支度をはじめなくては。



夏に引っ越してきた時には想像のつかなかった仲間や自然の環境に囲まれて、
楽しい冬がすごせるような気がしています。