niccori vol.4

雪深くなってきた今日この頃。
札幌は、もうすぐ雪まつりですね。
今年は初めての雪まつりを満喫!とはりきりたいところですが、
帰省の期間と重なり、雪のない関東の冬をすこしばかり過ごすことになりました。



遅くなりましたが、1/20にniccori vol.4を配布してきました。


ivoryさん、フジヰ食料品店さん、そしてFAB cafeさん。
新年のごあいさつも兼ねて、お店を回りました。
いつもあたたかく迎えてくださるみなさんのおかげで、
まだまだたどたどしいですが、自分のあしあとを確認することができました。


お店の方と、いろいろと昨年の反省や今年の抱負などを語っていると、
お手紙文具を使ってくださるお客様が少しずつ増えている、と伺いました。


嬉しい気持ちが、ふわーっと心に広がりました。
それは、殊に「お手紙」に対する私の愛着があったからかもしれません。


メールというのは、いまでこそデコメのようなアレンジがあるものの、
もともとは無機質な画面に、親指だけで文章を打っていく、という行為。
その手軽さが、たくさんのコミュニケーションを生み出したり、
心の壁を低くしてくれることもあると思います。



そんな現代の中で、お手紙を書くというのは、
むしろ、特別なことになってきているのかもしれません。
特別というか、ひと手間かける、おばあちゃんの手料理のような、
丁寧に日常を生きる、そんな行為のような気がします。


書く方も、読む方も、少し照れくさくて、でも嬉しくて、あとでじんわりあったかいもの。


自分の暮らしの中で、お手紙を書く、ということは、結構、重要な位置を占めていて、
そこから始まったお手紙文具づくりですが、手紙を書く、という行為そのものを広めたり、
見つめなおすきっかけになったら、うれしいな、と少し大袈裟ですが思ったりします。


ご購入してくださった方、本当にありがとうございます。



話がそれてきましたが、niccori vol.4のお話。

今回の表紙は、、みかん色。
お正月から連想される「和と春」をテーマに、
友人であるet le moutonさんの作る和小物のインタビュー記事や
春らしいお手紙小物をご紹介しています。



うさぎもち。松の葉が舞っています。




木版画の絵葉書。ivoryさんの店頭に並べたものには、短い言葉がついています。
お立ち寄りの方は、ぜひ手にとってお楽しみ下さい。



3色セットのお花の封筒。便せんもあります。



お正月も過ぎると、なんだか春の気配です。


今日、近所の森をお散歩したら、新芽が少し膨らんできている枝もあり、
嬉しい気分になりました。