ひっそりとした時間
だいぶ間が空いてしまいました。
10月から新しい仕事について、走り続けた半年間。
もっとできたこともあるし、十分にがんばったと思えることもある。
それから、本当にほしいと思ったものやストーリーに出会えた時の、とびきりうれしそうな笑顔に出会う
喜びも、この仕事で実感を持って知ることができたことは、しあわせなこと。
でも、いつも行きつく思いが、自分で納得のいくものを選びたい、お勧めしたい、作りだしたいということ。
たとえば、ものと自分の気持ちと静かに向き合えるような空間がいいとか。
今、毎日たくさんのものと、たくさんの人がいる場所で働いているからか、
ひっそりとした時間がとても大切で、必要。
丁寧に作られて、選ばれて、ふとそこにあるだけで、じんわりと心がふるえるような、
そんなものだけを集めて、空間と時間が作れたらと思う。
そう思う心と、そんなことは夢物語で、無理だと思う心とが、いつも行ったり来たりして、
結局中途半端なところで、もがいています。
現実は現実として受け止めるとして、
春に開こうと思っていた「やわらかなやわらかさ」は、少し先の6〜7月になりそうです。
詳細が決まったらまた、発表します。
このメンバーは、私の人生の軸をいつも強くしてくれる、そんな存在です。
本当に思っていること、心地よいと思うこと、素直に言葉にして、耳を傾け合える仲間です。
夢物語を語るというより、本当の気持ちをかたちにするために語っている感じ。
必要な語らいです。
彼女たちと夏にまた一つの空間と時間をつくれることを、私自身、とても楽しみにしています。
最近は、自分が身につける分しかつくれなくなってしまったけれど、
身につけることで気付くかたちがあることを知りました。