ちょっとカメラは脇に置いて

久しぶりに、写真ではなく絵を描こうと思い、
自分の手で、目の前にあるかたちの線をなぞりました。


それは、とても新鮮なことでした。
高校生まで毎日絵を描いていたのに、最近はすっかりカメラが手放せなくなっていたから。


美術史専修のとき、よく知りたいかたちについては、自分の手で書き写した方が
勉強になるよ、というようなことを友達に聞いて、卒論のときばかりは何度かデッサンをしたけれど、
ものを見て、かたちを追う、そして再現するという作業は、なんだか本当に久しぶり。
想像画ではなく、見て描くということの楽しさを、思い出しました。


葉っぱのかたち、色、グラデーション、どんな模様が入っているか、、
光の具合、影、質感、、
写真は、一瞬の光とか輝きとか、その場の空気を写すのに適している気がするけれど、
絵は、もっと一つ一つの、美しいものを構成する一つ一つの部分を観察できて楽しい。





突然絵を描こうと思ったのは、フリペを作りたい、と思い立ったからです。
ともかく今は、カフェの仕事をがんばるつもりだけれど、今後やりたいことリストに加えていて、
今、このまだ少し時間のあるときにと思って、着手。

いったい何についての?とか、具体的なことはまだぼんやりしているけれど、
東京にいたときに、友達と盛り上がってつくりかけて、結局できずじまいだったから、
北海道発信なんだけど、北海道だけじゃなくて、今までのつながりとかをひっくるめた
なにかができたらいいなと思っています。
自分のしていることを確認する場、みんなとつながれる場、みんなをどこかへつなげる場、、
たぶん、そういうことをかたちにしたいから、つくりたいんだと思います。


協力してやってもいいよ、という奇特な方がいましたら、ぜひ。
とりあえず、一人でもやろうという気持ちでいます。



写真の方がきれいなのは、技術がたりないからか。。
要鍛錬。