niccori Bukuro はじめます

札幌のギャラリーivoryさんにて、来週中旬あたりから、
「niccori Bukuro」を置かせていただこうと思っています。


→追記
 4/14〜店頭に並びました。 
 ivoryさんの店内レイアウトも大幅に変わったとのことなので、
 お近くを通った際は、ぜひ、お立ち寄りください!
 

→追記
ご報告が大変遅くなり、申し訳ありません。
10点のniccori Bukuroのうち、6点がご購入いただき、3,000円分、
いつもお世話になっている、釧路のプー横丁さんにお願いして、
「硬化一枚応援団」にて、東北の小学校や児童相談所など三か所に、絵本を送っていただきました。
プー横丁さんのブログはこちら
http://43tai-ehon8.jugem.jp/


 [ほくせんギャラリーivory]
 札幌市中央区南2条西2丁目
 NC HOKUSEN ブロックビル4F
 TEL:011-251-5100
 http://gallery-ivory.jugem.jp/


今年1月に販売した「福袋」がご好評頂いたこともあり、
同じような感じで、写真絵はがきとアクセサリーのセット
(今回封筒はついていません、ごめんなさい。)
を「niccori Bukuro」と名付けて販売していきます。


この「niccori Bukuro」については、
売上の5割(ギャラリーの方の人件費や送料など諸経費を差し引いた額)を
東北・関東大震災の復興支援のために活動している団体へ募金します。
1つ、1,000円(税込)と区切りのよい金額です。
1つ売れるごとに500円募金します。


募金する団体は、前述の「鎌倉とどけ隊」など、
基本的には、直接私が顔を知っている団体の活動にまわしたいと考えています。
売りあがった時期によって、必要そうなところを優先的に支援していく予定なので、
詳細は月ごとに、ご報告いたします。



以下、「niccori Bukuro」を始めるまでの思いです。
少し、長くなりますが、書いていきます。


はじめは、このようなチャリティパッケージを組むことについて、
疑問や抵抗がありました。


「チャリティと銘打たなくても、自分で売り上げの何割かを寄付すればいいのではないのか」
「偽善、とまでは言わなくても、そういうやり方自体に抵抗がある」


けれども、今回の震災支援は、コンスタントに、長期的に行う必要がある、ということが
日に日に実感され、自分の生活の中でも、思いつきでそのときあったお金や物を流していく
だけでは、自分自身が途中で続けられなくなるかもしれない、という予感がうまれてきました。


そして何より、私自身が消費者として、チャリティライブや、展覧会にでかけたり、
そういう支援につながる商品を買ったりする中で、
楽しみながら参加したイベントのお金や、気に入って購入したものが、
支援につながっていくという仕組みは、持続的にやっていく上ですごく大事な気がしました。


こういう言葉はよくないとわかっているけれども、
募金箱にひたすらお札を入れ続ける、というのは、
普通の暮らしをする上で難しいのだと私個人は思います。
それはとても大事なことなのだけれど、支えていく人の方が、倒れてしまうと思ったのです。



今の私は、定期的な収入が少ない状況で、
無理やりお金だけを、ものだけを、提供していこうとすれば、
きっと無理が生じてくる、そう思いました。


なので、手を動かすこと。
今までしてきたことの延長線上に、支援を続けていく枠を設けて、
そのときの思い付きだけでやっていくのではなく、コツコツ続けられる方法をつくりたいと思いました。

これは、私自身への約束のようなものなのかもしません。



チャリティだから、とは思わずに、
福袋をいいな、と思って手に取っていただいたのと、同じ気持ちで、
これいいな、と思った方、ぜひ手に取っていただけたら幸いです。


これからの季節を楽しくしそうな、そんな明るい雰囲気のものを集めました。
写真のものも含め、まずは10点、ご用意しています。






尚、すぐに札幌まで行けない方でniccori Bukuroを見てみたい方いらっしゃれば、
随時できあがったものをお写真でご紹介できます。
ご相談ください。