植物のかたち

支笏湖と恵庭の間くらいのところに、3つの滝があります。

三段の滝、ラルマナイの滝、そして白扇の滝です。


「滝が見たい」という彼の提案により、

長袖、リュック、帽子の完全防備で滝へでかけました。



滝は、小ぶりで「これぞ、滝!」というインパクトはなかったものの、

観光化しようとしているのに誰も来ない、そんな静かでいい場所でした。



私の眼は、大きいものを大きいままに捉えるのが苦手で、

小さい方へ、クロースアップしてしまいます。



植物のかたちって、どうしてこんなに面白いんだろう。







前に、新宿オペラシティで見た、セシル・バルモンドの世界を思い出しました。



数学的なうつくしさというか、自然のなかにある、規則正しさを、

人は遠い昔に、自然から学んだのだけれど、

今となっては、逆に数学を、「数学」として先に勉強するから、

この山の中で、それに触れると、妙に感動してしまう、そんなことがあります。