パンを焼く
天然酵母パン、というのは、家では絶対に作れないのだと思っていました。
でも、調べたら、家で酵母から作る方法が載っていたので、
試しに作ってみることにしました。
小麦粉とお砂糖とヨーグルトを密閉瓶に入れ、
毎日、2〜3回ふたを開けて、中に空気を入れながら、酵母が元気になるよう様子を見ます。
5日間くらいで、ふたを開けるときポンっと音がするほど、中の酵母が元気になって、
ふつふつした泡が出てきました。
このどろどろした白いものを、強力粉や砂糖、塩と一緒にこねて、焼きます。
額に汗して、こねこね20分。
それから第一発酵6時間。
そして、成形して、第二発酵1時間。
酵母づくりから数えると、なんと1週間もかかっているわけですが、
焼きあがりは、いかに。
外はカリカリ、中はもちもちのパンができました。
あついうちにかじると、ほんのり、ヨーグルトの香りがします。
糠床を作り始めた時もそうだったけれど、発酵食品というか、
生きているものの気配を感じながら生活するというのは、
なんだかとても元気をもらいます。
もう少し、酸味がきいているといいなぁと思うので、
また焼こう。
大根とにんじんのおつけものは、糠漬けをつけすぎてしょっぱくなったものを、
お砂糖を入れたリンゴ酢に半日くらいつけて、ピクルスみたいにしたもの。
「ぬかピク」です。